: やあふたりとも!!宿題はできたかい?
: 猿木(さるき)に、聞いちゃいました。英語は、子音がつよいんですね。
そして、アクセントのあるところをちゃんと、発音する。
「コーヒー」っていうのは、日本語であって、英語として通じないんですね。
: うんうん。大正解!
COFFEEのアクセントは、Oのところ。
ちなみにこれ、日本語のオーじゃなくって、Oってだすんだけどね。
: でもなんで、カタカナ英語なんてあるんだろ。間違えやすくて、迷惑だわ。
だって、日本人の精神の根幹をなしているんだから。
他の国のいいものをマネして、アレンジして、もっといいものに変えちゃう。
東京ではイタリアより美味しいイタメシがだべれちゃうし。
ラーメンはもはや、中国のものじゃなくて、日本のものだよね。
この物まね+アレンジ方式で日本の産業は発展して、日本は豊かになったわけだし。
中国の漢文をとりいれてみたものの、読みにくいからって「レ点」つけたり、ふりがなふったりして、いつのまにやら漢字の書き方も変えちゃって、日本語のなかに、にとりいれちゃった。
カタカナ英語って、いってみればこれと同じ事を英語でもやろうとしてるだけってこと。
日本の物まね精神から生まれたのさ。
どうしてもカタカナの読み方からぬけられなくって。
まあでも、逆から見てみると、英語の概念もとりいれて、日本語はどんどん豊かになっていっているともいえるかもね。
そうなるとますます、英語じゃなくて、日本語でいいじゃん、表現できないことないし、不便ないし、ってことになっちゃう。
ある意味、日本人にとって、幸せなことだよね。
→NEXT:「ローマ字の呪い?」
コメント