: ま、そういうことで、悪い事ばかりじゃないんだけども・・。
でもそういうわけで、英語をはなすときは、カタカナ英語は通じない!
がんばってカタカナは忘れよう!
そして、子音を強く発音しよう。
・・っとあれ??きみは??
今日から僕も、ここの教室にださせてもらうことにしました。
営業一課の猿木俊太郎(さるき しゅんたろう)です。
: ど。。どうも。
: おまえは英語なんて学ぶ必要ないじゃないか!
犬田課長になにか言われたのか?
あ!さては、うさみちゃんめあて・・
日本語だと、母音=子音 の強さなうえに、必ず母音と子音がくっついて音をだす。
だけど英語は、アクセントの場所以外は母音<子音で、子音だけで発音するところもある。
って、僕が教えてあげたとこですよね。
どこかで、ローマ字どおりに読まなきゃって思っていない?
たとえば、、PRODUCT は、PURODAKUTOって書く。
で、プロダクトって読む。
こんなふうに、日本語はぜんぶローマ字でかけちゃう。
で、頭のどこかで、これが英語なんだって、勘違いしちゃう。
なにせ英語を習う前にまずローマ字からはいっちゃうからね。
アルファベットで書くだけで、発音は日本語とまったく同じ。
だけど、カタカナで聞いた言葉はすべてローマ字で書けちゃうから、頭のなかで、スペルと発音の関係ができあがっちゃう。
: たしかに、初めての単語を見て、適当に発音しようと思うと、ローマ字読みしちゃうな。
学生のころは、eraser とか、「エラセー」って頭のなかで読んで、暗記してたもん。
: 子音だけで発音する、って言われると、そうかあ、って思うけど、、でも実際どうしていいか、よくわからないわよね。
: 大人になってからだって、ほとんどの日本人はキーボードはローマ字うちだろ?
この傾向から抜けきれないんじゃないかなって思うよ。
: そういえば、せ、、せんせい。猿木に講義のっとられていますよ?
: 猿木くんは、そのころアメリカに住んでいたから、ローマ字は習わなかったのよね?
なんで日本人は、独特のルールで英語の単語を発音しようとしちゃうのかなって。
で、ローマ字の存在を知って、なるほどー、と思ったね。
小学校でローマ字を先にやって、そのあと中学校で英語をやるんだから、そりゃ混乱するよ。
俺も、苦労したよ・・あわせるのに。
: ま・・まさか、ひょっとして、、わざとローマ字風に、みんあにあわせて読んでいたの!?
: まあね。よそものが日本の社会で生きていくには、いろいろ大変なのさ。
なんだか方向性がよくわからないけれども。
: ま、ごうにいりては、ローマにしたがえってあるだろ?
これが、おれの座右の目だから。
:いや、それをいうなら、郷にいっては郷にしたがえ、英語でいうなら、
When in Rome do as the Romans do.
(ローマにいるときは、ローマ人がやるようにしなさい。)
: ついでに、座右の目じゃなくて、座右の銘(めい)だから。。
猿木も木からおちるだな。
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