学校英語では話せない。元英語講師だったアリババ創始者の英語勉強法

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英語ニュース

アリババといえば、時価総額が世界のトップ10位にはいり、あのアマゾンを抜かすかも!?と噂される中国のEコマースの会社。

その創始者ジャック・マー氏は、実は、元英語講師です。

最近は引退がニュースになり、政界への進出もうわさされるすごい人ですが、学校では超落ちこぼれ。家も貧乏だったので留学などもってのほか。

なのに独学でネイティブレベルの英語力を身につけています。

彼の勉強方法のポイントは、「実践力」「継続力」そして「あきらめないこと」

英語だけでなく、人生をガラリと変えられるやりかたです。

私も衝撃をうけた、ジャック・マー氏と、そのおどろきの英語勉強法をご紹介しますね^^

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学校英語で成績が悪くてもあきらめる必要はない

まずお伝えしたいのは、「学校で英語の成績が悪くても、大丈夫!」ということ。

そもそも今の日本の大人は、中学・高校と、計6年間は英語の教育を受けています。

さらに、多くの人は、高校受験と大学受験で、英語が必須科目になっています。

なのに、多くの人は、英語を話せません。

その理由は、学校英語が「話すための英語」「コミュニケーションのための英語」ではないからです。

 

たとえば、英語の発音に難解な発音記号を使って覚えさせますし、

公立の学校で、英語を話す練習をすることはありません。

さらに、英語を綺麗な日本語に訳すことに重点が置かれています。

 

この方法を続けていても、英語を話せるようにはなりません。

社会人が必要な「英語」は、実践英語。

 

学校時代の英語は英文法と英単語を学ぶためにあったと思っておいたほうがよいです。

話せるようになるには、これに加えて、「アウトプットの練習」が必要なんです。

 

では「話せるようになる」英語勉強法とはどういったものなのか?

ジャック・マー氏の英語勉強法が、まさにその答えです。

 

ジャック・マー氏について

勉強ができない幼少時代

参照元:http://coopal.jp/blog/episode-of-jackma/

アリババ創始者ジャック・マー氏は、1964年に誕生。

中国の文化大革命の時代に、子供時代を過ごします。

 

文化大革命といえば、知識人がコテンパンにいじめられた悪名高い時代。

これまでの価値観がひっくりかえった時代です。

マー氏の家は、虐げられる側にありました。

 

家は当然貧乏で、さらに彼自身の容姿の醜さや、従順ではない性格から、よくいじめにあったそうです。

(今のジャック・マー氏は、「アリババ創始者」としての貫禄のためか、私の眼には、ハンサムにすら見えますが^^)

 

マー氏はいじめにあっても、強気な性格だったため、やられたら、やりかえしていました。おかげで毎日喧嘩ばかり。勉強など全然やらない、したがって成績も悪い幼少期であったそうです。

 

英会話力を鍛える

成績が悪かったジャック・マー氏ですが、英語だけはうまくなっていきます。

というのも、英語は学校の外で独学で学んだからです。

 

彼はなんと、中国から一歩もでずに、ネイティブ並みの英語力を手にいれています。

勉強方法は、早朝にホテルなど、外国人観光客が集まる場所にいって話してくる、というもの。

ボランティアガイドもつとめていたそうです。

まさに、学校ではなく、実地で磨いた「英会話力」。

マー氏は、これをなんと、9年間も続けました。

 

この英語力のおかげで彼は、杭州師範学院(現杭州師範大学)英語科に進学することができ、その後、英語講師になります。

そのとき、仕事で、アメリカへいく機会も得ます。

そこで出会ったインターネットからヒントを得て、ビジネスをスタートさせます。

もちろん起業するときは、多くの人に英語講師をやめるのは反対されたそうですが、決意は変わりませんでした。

 

挫折続きだけど、あきらめない人生

こう聞くと、英語講師になってからのジャック・マー氏の人生は順調そうに見えますが、実は、その逆。

ジャック・マー氏の人生は、まさに挫折続き。

さらに 断られまくりの人生です。

 

高校受験で、すでに失敗を経験。

大学には2回落ち、一時は大学進学を断念。三輪自動車の運転手に。

杭州師範学院に入った後、ハーバード大学にも申し込んだものの、10回落ち。

結局あきらめています。

さらに就職活動時は、30回も落ちています。

 

断られることは、まさに彼の人生の一部とすら思えます。

 

後にアリババを創設後、ジャック・マー氏は孫正義を5分で説得し、見事、20億円の出資をしてもらうことに成功しました。

そのときのことを聞かれると、彼は、こうコメントしています。

 

「人々は私のことを、『5分で孫正義を説得したのはすごい』というがそれは違う。なぜなら孫正義に出会う前に、私はシリコンバレーで40回以上出資を断られているのだから

【孫正義氏とジャック・マー氏】

コメント参照元:http://coopal.jp/blog/episode-of-jackma/
写真参照元:http://www.news320.com/2014/09/2003.html

断られても、だめだといわれても、あきらめない。

ものすごく強靭な精神力ですね。

まとめ:ジャック・マー氏の英語勉強法

ジャック・マー氏の生き方と、英語勉強法をまとめると、成功するポイントは次の3つです。

 

◆とにかくアウトプットを実践

◆継続する

◆何かあっても、あきらめない

 

9年間、頼まれもしないのに、毎朝、ただ英語を話しに外国人のところへでかけていく・・・すごい行動力ですよね。

何度断られてもあきらめずに続けると、成功する確率は、自然とアップします。

 

「実践」「継続」「あきらめない」この3つのことを、とことん追求できれば、大抵のことは、やりとげられちゃう気がします。

ジャック・マー氏の方法は、ちょっと、そのままマネできませんけれど・・・^^;

色々と、参考になる部分はありますよね。

 

最後に、ジャック・マー氏が実際に英語で話しているこちらの動画ご紹介しますね。

けっこう、感動します!

英語も分かりやすいので、勉強になりますよ。

内容は起業する方向けかな、と思いますが、シンプルで良いセリフが満載です。

一部、ご紹介しますね。

I never thought I was smart. Nobody believed that I could be successful.

(私は決して頭が良いとおもったことはない。だれも私が成功できると信じていなかった。

I believed that something is waiting for me there and I have to work hard to prove myself.

私は何かが私を待っていると思ったし、それを証明するために、一生懸命頑張らねばならなかった。)

Opportunities always lies where people complain. Think about how you can make thing different.

(チャンスはいつも、人々が文句をいうところに眠っている。どうやったら物事を変えられるか、考えるんだ。)

 

★参考資料・サイト★
-https://wired.jp/2014/09/30/jack-ma-cgi/
-http://coopal.jp/blog/episode-of-jackma/
-プレジデント2018年7.30号

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