まずは、TOEICを知ることと、今の自分のレベルを確認するのが大事。
なので、TOEIC模試本を買ってきて、模試を受けてみてください。
そしてもうひとつお伝えしたいのは、
TOEICは、初心者にとって、ドラクエでいったらレベル1でラスボスに立ち向かう究極の試験ということ。
なんのこっちゃ、ですよね^^;
順番にご説明していきますね♪
まずTOEICの模試をやってみる
1.TOEIC模試のやり方
まずは模試を解いてみるのがお勧めです。
なんでもいいのですが、最初は、公式模試本がおすすめです。
公式だけあって、ちょっと割高なんですけどね・・^^;
こちらを、本番とまったく同じ環境で、解いてみること。
意外と適当にやっちゃう人が多いんですが、これ、すっごく大事です。
本番と同じとは、つまり、こういう環境なんです。
2時間、きっかり時間をはかる
いっさい邪魔が入らない環境でやる
答案用紙は模試本についているマークシートをつかう
鉛筆と消しゴムも準備
鉛筆は折れたときの予備用の準備までしちゃうといいです^^
リスニング45分のあと、リーディングを75分かけて、解いてみてくださいね。
2.TOEIC模試の採点方法
模試が終わったら、今度は採点です。
これも本番と同様に・・・といきたいところですが、残念ながら、TOEICの採点方法は公表されていません。
色々と点数を分析しているサイトもありますが、面倒なので^^;
1問5点で採点してみるのが良いかな、と思います。
計算方法をご説明しますね。
TOEICは満点が990点ですが、これだと面倒なので、満点が1000点とします。
全部で200問あります。
なので、
と、計算します。
すると、今時点でのあなたのTOEICの点数がでてきます。
採点が終わったら、間違った箇所を確認していってください。
なぜ間違えたか? きちんとわかるまで、解説を読んでみるといいですよ。
3.自分が苦手なTOEICパートを把握する
採点が終わったら、パート別に点数を確認してください。
TOEICは現在、次のような構成になっています。
◆リスニングパート 45分間・100問
Part1: 写真描写問題 6問
Part2: 応答問題 25問
Part3: 会話問題 39問
Part4: 説明文問題 30問
◆リーディングパート 75分間・100問
Part5: 短文穴埋め問題 30問
Part6: 長文穴埋め問題 16問
Part7: 1つの文書:29問・複数の文書:25問
採点が終わったら、その点数に合わせて、今後の対策を決めていけます。
リスニングが苦手なら
リスニングとリーディングと比較して、圧倒的にリスニングが低い場合には、リスニング力を鍛えるのが効果的。
1日3時間を使えれば、短期間であなたのリスニング力を大幅にアップさせることができます。
★リスニング力の鍛え方はこちら
リスニングは、耳をならすことと、問題を先読みすることがポイント。
問題を間違えた意味が分からないなら
問題の解説を読んでも理解できなかった場合は、文法力が不足している可能性大です。
まずは中学レベルの英文法をやりなおしてみるのがおすすめ。
遠回りにみえますが、これが一番近道です。
「全般的に分からない英単語が多すぎた!!」という場合は、英単語力も必要です。
TOEICの単語は仕事で使えるものが多いので、TOEIC用の単語帳をやっておいても、損はないです!
英語でメールを書くときなんかにも、役立ちますよ。
そもそも時間内に解き終わらないなら
これ、圧倒的に多いかもしれません^^
私も最初、そうでした。
まずは英語を読むことになれる必要があります。
TOEICだけを頑張るのであれば、模試をとにかくやること。
そして一度やった模試を何度も復讐することが近道です。
TOEICだけでは飽きてしまう・・・という場合は、英語で小説や、ニュースサイトを読んでみるのでもOKです。
そしてもうひとつ重要なのが、英文を前から後ろに読む練習をすること。
私たちはどうしても、学校で「英語を綺麗に日本語に訳す」練習をしているため、これが苦手だったりします。
ですが早く読むためには、「英語はそのままの語順で理解すること」が必須。
たとえばこの1文
「彼女はお姉さんに話しながら、すべてのこういった奇妙な冒険を思い出すことができました。」
と訳すとキレイですが、実際には、こんなふうに訳す必要はありません。
頭の中では、こんな感じで読んでいきます。
「彼女は思い出しました、これらすべて奇妙な冒険。話しながら。お姉さんに。」
もっと早くなると、日本語にする必要もなくなります。
最初は慣れないかもしれませんが、ぜひ、試してみてください。
読む速度が、全然変わります。
逆にこの読み方ができないと、TOEICのあの文章量をあの時間内で解くのは、無理なんです。
特定のパートだけ点数が悪いなら
特定のパートだけ、パート別に特化した問題集がでているので、これを解いていくことがおすすめです。
点数が600点以上になっていくと、こういったことが必要になってきます。
特にPart5 あたりは、同じ問題集を2回ぐらいとくと、問題のパターンがよめてきます。
点数アップに直結します。
TOEICがむずかしく感じる理由
ちなみにTOEICの模試を初めて受けた人は、大体うちのめされます^^;
なのでもしあなたがこれから模試を初めてうけたとして、がっくりきても、心配しないでくださいね。
理由は、TOEICが全員に向けたテストだからです。
大体の試験は、レベル別に受けられるようになっています。
たとえば英検2級であれば、英検2級を目指すレベルの人が受けるわけです。
でもTOEICは、すべてのレベルの人が同じテストを受けるんです。
TOEIC900点レベルの人と同じレベルを突然受ける・・・
ドラクエでいったら、レベル1で突然ラスボスに立ち向かいにいくようなものですね^^;
つらいです。
分からない問題ばっかり解かされていると、へこみます。
やめたくなっちゃいます。
ですので、「受かるとか受からない、というものではなく、最初は慣れることが大事」と、自分に言い聞かせておくのがポイント。
個人的には、TOEICが広まった理由のひとつは、この点。
つまり、そのお値段と手軽さじゃないかと思っています。
多くの人に頻繁に低価格でテストを受けてもらうには、全員が同じテストを受けるというこの形式が必須だったのかもしれませんね。
まとめ: TOEIC初心者は、まずTOEICを知るところから
TOEICをまず受けてみる!という場合、まずはTOEICを知るのがおすすめ。
そのための手順をご紹介しました。
本番と同じ環境で模試を解いてみる
1問5点で採点してみる
自分の苦手な場所を知って、対策をしていく
これに加えて、模試を週に1回は解いていくと、短時間での点数アップにつながります。
30万円ぐらいでTOEICの点数を数カ月で上げてくれる、なんていうサービスもありますが、結局、やることは同じ。
正しい勉強方法で、続けていければ、独学でも点数は上げられます。
でも、2時間という長時間と、かなりの問題量、これに加えて全レベルの人が同じ問題を受ける、ということで、最初はかなり、厳しく感じます。
自分のマインドを維持していくことが、大事なポイントなんです。
マインドの維持は、またお伝えしていきますね。
あなたにとって、なにかご参考になることがあったら嬉しいです♪
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