「英語ができると、時給が良いお仕事が見つけられる♪」
みたいな話、昔はありましたよね。
いまより10年以上前は、そうだったかもしれません・・・
でも今は、だいぶ事情が違います。
残念ながら、少しの英語力では、それほどお給料・時給に結び付きません。
じゃあ英語は年収に結び付かないのかというと、それも違います。
英語をお金に結び付ける方法、お伝えしますね。
英語と時給
残念ながら、英語ができても、目に見えた時給・お給料の差はありません。
試しに派遣の求人を見てみますと・・・
条件で「英語」をいれた場合といれない場合、でてくる求人情報の時給に、差はありませんよね。
英語はパソコンスキルと同じ。何にでも生かせます。
ただ、その分、大きな強みにもなりにくい、といった部分があります。
どうやったら英語力を稼ぐ力につなげられるのか。
有利な求人に応募できる具体的な3つの方法をご紹介しますね。
英語力プラスアルファをアピール
世の中で稼げる原則は、「需要があること」、そして「希少であること」。
英語は需要がありますが、通訳などの超スペシャリストを除き、「希少」という点では、微妙です。
ネイティブ並みに話せる、というのは希少ですが、TOEIC600点~700点ぐらい持っている人は、正直、それほど珍しくありません。
そこそこの英語力で高い時給のお仕事を見つけるのはむずかしいというのが事実です。
結局、英語以外でも言えることですが、相当強いものでなければ、たったひとつのスキルでアピールするのは、弱いです。
でも、かけあわせることで、あなただけの、マネのできない長所になります。
つまり、「希少性」をアップさせることができるんです。
たとえば、あなたがTOEIC600点もっているとします。
これに加えて、営業経験も10年あって、後輩を指導してきた経験もあるとします。
するとあなたは、「英語が少しできる人」ではなく、「英語も話せる営業のスペシャリスト」になるんです。
絶対、自分を「ただの事務」なんて名乗ってはいけません。あなたがやってきたことの中に、「経理」「広報」「営業」といった専門分野があるはずです。
英語力にこういった専門分野を加えて、あなたの「希少価値」をあげてください。
そして、その専門分野で求人を探してみてください。
希少価値にプラスアルファ!【コミュニケーション力】
あなただけの「希少価値」が聞まったら、それをしっかり、アピールしてください。
そのとき、さらに「コミュニケーション力」「サポート力」をアピールできれば、強いです。
応募条件にはなくとも、結局どんな職場でも、このふたつの力をもった人を必要としています。
私は以前の職場で、「英語が少し話せる」「お客さんの対応ができる」人を募集したことがあります。
「英語力」を生かせること、残業なしで昼間にできる、ということが良かったようで、多くの求人がありました。
中には、「TOEIC900点」で、通訳をやっていた人の応募までありました。
私は、他の人とも相談した上、満場一致で、他の人を選びました。
その人の英語力は、そこそこ、でした。ただ、実践で使っていました。
さらに、彼女は「コミュニケーション力が高い」人でした。
それは、こんなエピソードを通じて伝わってきました。
「以前、自宅で小さな子供に英語を教えていました。
もちろん、お子さんのお母さんたちとお話しすることもあります。
あるお子さんのお母さんから、おこたえするのがむずかしいリクエストが入ることもありました。ただ、お断りするのではなく、電話でちゃんとお話しました。こちらの事情を丁寧に説明すると、ご理解いただけるケースがほとんどなんです。」
・・・この話を聞いたら、「この人は、絶対、コミュニケーション力高い!」って思いますよね。ポイントは「相手に自然にそう思わせる」こと、なんですね。
英語や仕事の実務経験がないなら、派遣がおすすめ
もしあなたが英語を使った正社員・契約社員の仕事につきたいと思っているのなら、そして実務経験が少ないなら、まずは派遣に登録するのもおすすめです。
3ヵ月派遣で英語を使ったお仕事をすることで、「実務経験」を作れてしまいます。
わたしも以前、正社員としての面接におちまくった後、派遣から再就職活動をスタートしました。
派遣の場合は、派遣会社があなたにあった条件の仕事を探してきてくれます。
さらに、派遣会社に登録している間に、いろんな講習を無料で受けることができます。
たとえば、マンパワージャパンの派遣では、登録するだけで、こんな講座が無料で受けられます。英語系なら、TOEIC600点・800点の講座、英語Eメールの講座がありますね。
いまもっている条件が不利であれば、派遣に登録して、3ヵ月~6ヵ月待ってみるのも手です。
その間に無料講座を受けつつ、TOEICの点数をのばす。そして派遣先で「実務経験」という実績を積む。すると、そのあとの就職活動を有利にすすめられます。
まとめ:英語力プラスアルファで有利になる
英語だけで時給は上がりませんが、それは、英語ができる人が増えてきたから。
英語で交渉・商談ができる、通訳経験がある、といったレベルの英語力でなければ、英語だけで高い時給のお仕事を得たり、就職活動を有利にするめるのは、むずかしくなっています。
そのため、次の方法がおすすめです。
◆あなたにもし今、なにか専門的な「実績」があるのなら、それを前面にアピールしましょう。
で、あなたの希少性はぐっとあがります。
自分がやってきたことを「ただの事務」なんていってはいけません。希少性が減ってしまいます。何かあなたの個性や、長所が生かせた部分を、探してみましょう。
◆求人条件になくても、コミュニケーション力やサポート力は、どこでも大事。
相手に、あなたに、こういった力があることを感じさせると強力です。
◆もし今、あなたに「実績」がないなら、3ヵ月だけ、我慢するのも戦略です。
派遣会社に登録し、働きつつTOEICの点数をのばし、実績もつけてしまう、という戦略もありです。
「英語力」だけではなく、英語力プラスアルファを前面にだして、あなたの市場価値をあげていきましょう^^
英語だけで見ていくより、きっとあなたに合った良い条件の求人を見つけられます。
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