TOEIC900点で英語がペラペラ話せるようになる?「こんなことできません」

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英語に自信がないので、TOEICに挑戦してみようって思うんです。

TOEICで800点か、できたら900点を取りたいです。

そうしたら、英語も自信をもってペラペラ話せるようになりますよね?」

以前、「子連れOK TOEIC講座」を開催したときに、こんな質問をされました。

(ちなみに、乳幼児参加のTOEIC講座は、かわいいけれど、大変です^^;)

この質問への答えは・・・「NO」です。

TOEIC900点レベルって、たとえば ネイティブの会話に溶け込めちゃうぐらい英語をペラペラ話せるレベル、って誤解されたりします。

こんなかんじですね。

↓↓↓

残念ながら、TOEICの勉強だけでは、こんなことできません。

じゃあ、TOEICの高得点を取っても無駄になるかというと、そんなことはないんです。

あと少しで話せる!という地点まで、いけるんです。

TOEIC900点はどんなレベルか、何が得られるのか、お話していきますね^^

TOEIC900点はどんなレベル?

TOEIC900点以上って、どんなレベルか。

英語力がどう変わるのか?

TOEICの点数が高い人は、点数が低い人に比べて、次のような特徴があります。

英語を読むスピードがめちゃくちゃ速い

実用的で汎用的な英単語をよく知っている

きれいな英語なら聞き取る力が高い

TOEICはとてもつなく、問題数が多いテストです。

時間内に全問解くには、相当のスピードで英語が読めなければいけません。

リーディングパートでは7000ワード程度を75分で読むことになります。

意外なことに、リスニングパートでも速読力が求められます。

リスニングパートのPart3, Part4 では問題文は読み上げられますが、選択肢は印刷されているので、とにかく早くよんで早く選ぶ力が必要になります。

つまり普通にTOEIC試験を全部終えるだけでも、英語を早く読む力が必要なんです。

早くよむためには、ある程度の単語力が必要になります。

また、リスニングパートでは、聞き取る力が必要になります。

なので、TOEIC900点という超ハイスコアを取れるレベルになると、必然的に、英語を早く読む力・ビジネス英単語力・リスニング力が飛躍的に伸びます。

ですが。

TOEICの点数があがっても、こんなことはできません。

■目につくすべての物の英単語がいえちゃう

■くだけた日常会話表現も理解できる

■口から英語がペラペラでてくる

ここが、誤解されているところです。

TOEICの問題は、英語でビジネスをするために作られているもの。

英単語も仕事に関係するものが多いので、実用的な英単語力はのびます。

でも、すっごく日常的な子供のオモチャとかの単語がわからなかったりするんです。

また、試験ではきれいな英語しか出てこないので、くだけた日常会話表現はわかりません。

省略されすぎたり、ブロークンすぎると、意味不明です。

さらに、一般的なTOEICテストはリスニング力とリーディング力を見るものなので、話す練習は必要ありません。つまり、TOEICの勉強だけでは、ペラペラと話せるようにはなりません。

TOEIC900点はネイティブレベル、と書かれることもありますが、誤解です。

日本でTOEIC対策をして点数をあげていった場合、身につく英語力は、ネイティブレベルとは違います。

TOEIC900点をとっても意味がない!?

では、TOEIC900点をとっても、英語を話すことにはまったくつながらないかというと・・・そんなこともないです!

たとえば子供のときから常的に英語を使う環境にいた、とかでなければ、英語が話せるようになるには、英単語力、英文法力といった基礎力が必要になります。

もちろん、相手の話していることを理解する力も必要になります。

こういった力は、確実にTOEICでのびます。

このスキルを身につけずに900点は取れません。

ですが、英語が話せるようになるには、これに加えて「英語をアウトプットする練習」が必要なんです。

実際に知っている単語と文法を使って、自分の頭にあることを英語にする練習です。

じつは、ここで挫折しちゃう人が、いっぱいいます。

高い英単語力、英文法力があるのに、ふだん英語を使う機会がなくて、英語が上達したことを感じられない→挫折しちゃう。

というパターンです。

すっごくもったいないんです。

TOEICで身に着けた英語力は、確実に、役にたちます。

ですが、これに加えて、アウトプットの練習も必要

この部分が理解されないと「TOEICで900点とっても無駄」って言われちゃったりします。

ですが、身に着けたスキルは、けっして、無駄になりません。

あと一歩のところまで、あなたを連れていってくれます。

★どうやって英語をアウトプットするか!? 言いたいことを英語にする方法は、こちらの記事をどうぞ。

そして もうひとつ、TOEICで高得点を目指すメリットがあります。

TOEICが英語の勉強を続けるためのモチベーションになってくれることです。

普段 英語を使うことがないのに英語をつづけるって、しんどいですよね。

いつから話せるようになるのか分からないので、あきらめたくなっちゃったりします。

いってみれば、頂上が見えないのに、ずっと山を登っていかなきゃいけない感じです。

TOEICの点数という明確な目標があると、山を登るのが楽になるんです。

ちょうど「あの山小屋までいこう!」とか、「あのまがり角までがんばろう!」みたいに、目標地点となってくれるんです。

もし900点まで取れれば、頂上まであと少し!という地点までたどりつけます。

TOEIC900点で仕事はかわる?

TOEIC900点はクラスで1番レベル!

では次に、TOEIC900点が仕事にどう影響するかですが、まずは、TOEIC900点がどんなレベルか、みてみますね。

TOEICの公式団体のサイトで、毎月、受験者数、スコアの情報を公開しています。

これをみると、TOEIC900点は、受験者のなかで何パーセントの人が取得できるレベルなのか がわかります。

2018年9月のスコアをみてみます。

参照元:http://www.iibc-global.org/toeic/official_data/lr/data_avelist/233.html

2018年9月にTOEICを受けた人数はぜんぶで「92,425人」

895点以上を取得した人数は、そのうちの「3061人」

3061÷92,425 = 0.03

つまり、895点を超えたスコアを取得しているのは、全体の3%

いってみれば40人ぐらいのクラスで、クラスで1番ぐらいのレベルです。

一番多いスコアは、545~445点あたりのゾーン。

TOEICの満点スコアは990点なので、半分ぐらいの点数です。

TOIEC 900 点、やっぱり、高いレベルですよね。

でも頑張れば手が届きそうな気もしませんか?

ちなみに、TOEICって、すべての人が同じ試験をうけます。

900点レベルの人と同じ試験を受けることになるので、まったく勉強せず受けちゃうと、精神的に大きなダメージをうけます^^;

もし あなたが「あまり勉強していないけど、まずは受けてみる!」という場合は、この点にご注意ください!

★精神的ダメージを受けないために・・・TOEIC初心者は本番前に模試を解いてみるのがオススメ。これだけで点数が大分かわります。

TOEIC900点をとると、周りの目がかわる!

では この狭き門を突破して、TOEIC900点以上を取ると、仕事がどう有利になるのか。

とりあえず、まわりから、「すごーい」って言ってもらえます^^

最近はTOEIC700点ぐらい取る人が増えています。

なのでTOEIC700や800では、「おおー!!」とはなりません。

周囲をうならせたいなら、900点越えがおすすめです。

とはいっても、「すごい!」と言われても、その時うれしいだけですよね。

実際、昇進に影響するかどうかは、会社ごとに違います。

そこで、就職・転職をする際、900点をとると、どんな求人があるのか、みてみます。

TOEIC900点でできる仕事

「Indeed」という求人サイトで、検索条件に「TOEIC 900」といれて、求人検索をしてみました。

(こちらのサイト、色々なサイトの求人情報がまとめて掲載されるので、オススメです。)

【求人検索サイトIndeed: https://jp.indeed.com/】
でてくる求人は、通訳・翻訳といった、言葉の専門職が多いです。

あるいはTOEICを教える仕事。

そうではない仕事を見てみると、TOEICの点数以外に、英語力のレベルを指定してあります。

たとえば、あるウェブサイト関連の求人では、「ネイティブスピーカー」レベルの英語力を求めていました。

ほかにも、ツアーガイドのお仕事なんかもあり、「通訳案内士、もしくはTOEIC900点レベルの英語力」が条件でした。

といったわけで、TOEIC900点以上を求人の条件とするのは、けっこう特殊な仕事が多い、という結果でした。

つぎに、Indeed の検索条件を変えて「TOEIC 800」としてみます。

すると、事務職系などで「高い英語力」が必要な求人がでてきます。

検索結果も増えました。

TOEIC900点を条件にすると1112件の検索結果がでましたが、TOEIC800点だと3652件。

(2018年10月17日 Indeed 検索結果)

3倍ほどです。

求人条件からみていくと、「TOEICのスコアを就職活動に生かしたい」ということであれば、800点あれば十分、という結果です。

★ただTOEICだけではアピールは弱いかも・・・英語力×専門力 で良い求人がねらえます♪

まとめ:TOEIC900点を取ると、どんなことできる?

一般的なTOEIC試験はリスニング力とリーディング力をみるものなので、話す力は伸びません。

また、ビジネスの場で使われる英語力をみるテストなので、ネイティブが日常で使う英単語やフレーズは身に付きません。

TOEICだけでは、いわゆる「ペラペラ ネイティブレベルに英語を話せる」ようにはなりません。

ですが。英語を話せるようになるために必要な基礎力は、TOEICで、しっかり身に付きます。

英語が話せるようになるには、英単語力や英文法力が必要になります。

TOEICで900点という高得点を取るところまでいければ、英単語力も英文法力も、そしてリスニング力ものびます。

あとはアウトプットをがんばるだけ。

あとすこし!という状態になれます。

★アウトプットのがんばりかたはこちら。

ただ、ここで挫折しちゃう人もいます。

あとどれぐらい続ければいいのか、分からなくなっちゃうんです。

あなたがもし、すでに高いTOEICの点数をもっているのなら、ぜひこの部分で英語をあきらめないでくださいね。

TOEIC900点で求人がどう変わるかですが、通常の事務職であれば、TOEIC800点以上でも十分。

ただ、800点を超えたなら、900点まで、あとすこし。

周りに差をつけたいなら、取っておいてもいいかと思います。

700点や800点は結構いますが、900点はクラスで1番ぐらいの割合。

やっぱり、まわりから「おおっ」と言われるレベルです。

追伸:

今回はピタゴラスイッチの「こんなことできません」のコーナーの動画を使わせてもらいました。英語と関係ないんですが、個人的に、大好きなんです(*´∀`*)

最後にこちらの動画をどうぞ。「こんなことも、できちゃう!」って気になります^^

出典元:https://www.youtube.com/watch?v=Y1M3GEBIUhY

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