やり直し英文法★受動態:これでネイティブの思考がわかる!マイケルの歌で学ぶ受動態

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今回のやりなおし英文法は受動態。

私たちは学生時代に受動態をやりましたが、多くの日本人は受動態に対して

「動詞の前にBe動詞をいれて、そのあとに動詞を過去形にする・・・ルールが面倒な文法!」

ぐらいな印象しかもっていないかもしれません。

私はそうでした。。

ですが、英語を話せるようになっていくうち、

「受動態が使えないと、表現の幅がせばまる!!」ということに気づきました。

というのも、日本語の受動態とちがって、英語の受動態は、ものすごく活躍の場があるんです。

そもそも日本語と英語では、受動態の使い方そのものが違います。

正確な受動態を作るこまかい英文法ルールよりも、この違いを理解することが、超大事!

受動態をどんなときに使うかを理解できれば、英語を話す思考回路ができます。

では早速、英語と日本語の受動態の使い方の違い、英語ではどんなふうに使えるか、そしてマイケル・ジャクソンの歌から、実際の使い方、みていきますね。

・・・といっても、別にマイケルの歌に受動態が頻出しているわけじゃないです。

私がマイケル・ジャクソンのファンなだけです (^^ゞ

それに歌詞で覚えると、英語表現が記憶に残りやすいです♪

★歌をつかった英語学習は、こちらの記事もどうぞ。

英語と日本語の受動態のちがい

ではまずは、英語と日本語の受動態の違いをお話しますね。

「とりあえず日本語で受動態の文章をひとつ、つくってみてください」

つくりました^^?

実は、開催していた英語塾でこんなお題をだしてみたところ、みなさん、「だれかに何かされた」という例文を作ってくれました。

たとえば

「私は約束をすっぽかされた」とか

「彼は崖でつきおとされた」とか。

不穏すぎる例ばっかりですね( ̄□ ̄;)

日本語で受動態を作れといわれると、「〇〇された」というふうに考えてしまいがちです。

自然と、被害者になる文章になるんですね。

こんなふうに日本語では、受動態を使うシチュエーションが限られているんです。

ところが!

英語では、被害者な場合でなくても、色々なシチュエーションで受動態を使えます。

ここ、すっごく大事なポイントです。

この違いを知らず、どんなふうに受動態が使えるのか、どう便利なのかを教えてもらえず、細かい英文法ばかり覚えさせられたら、いやになっちゃいますよね。

だから、受動態が苦手になっちゃう人が多いんです。

では英語ではどんなふうに使えるのか、具体的にお話していきますね。

受動態使用例①被害者になる場合

まずはおなじみの「〇〇された」と訳す、だれかが被害者になる受動態

I was hit by that car.

(私はその車にはねられた)

これを受動態ではなく、能動態にすると、こうなります。

That car hit me.

(その車は私をはねた)

この使い方は、日本語でも違和感がない使い方ですね。

受動態使用例②物が主語になる場合:無生物主語

では次に、受動態で物が主語になるパターンです。

My house was built by my parents more than 20 years ago, when they got married.

私の家は両親によって20年以上前に建てられました。彼らが結婚したときに。

どうでしょう。

この日本語訳、すっごく違和感がありませんか?

いわゆる「英語を日本語にしました」感が満載の訳ですよね。

日本語で自然にいうとしたら、「私の家は、両親が建てたの。20年以上前に。両親が結婚したとき。」といった感じになりますよね。

あるいは、もし目の前に家があるとしたら、主語を省略したりします。

「20年以上前に、両親が建てたの。結婚したときに。」だけで、意味が伝わります。

実は日本語には、物を主語にする、という感覚がないのです。

だから、英語の受動態を使いこなすのが苦手なんです。

物を主語にするのを無生物主語といいます。

これは実は受動態に限った話ではありません。

たとえば、「(あなたは)この電車にのれば東京駅につけますよ」というとき、英語ではこんなふうに表現します。

That train will take you to Tokyo station.

この列車は、あなたを東京駅まで連れて行ってくれるでしょう。

電車という無生物を主語にすることは、日本人には違和感がありますが、ネイティブにとっては、自然な表現です。

受動態を使いこなすには、そして英語の表現を広げるには、この「物を主語にする」考え方を身に着ける必要があります。

これができれば、あなたの英語表現はぐっと広がります!

受動態使用例③物が主語になる場合:主語の省略

受動態で物が主語になるパターン、パート2にいきますね。

それは、主語が省略されている場合。

日本語は、主語をよく省略します。

ですが英語では、主語は省略することはできません!!

そこで、主語がわからないときは、物を主語にして受動態で文章を作ってしまうのです。

たとえば先ほどの文章

My house was built by my parents more than 20 years ago, when they got married.

私の家は両親によって20年以上前に建てられました。彼らが結婚したときに。

ここから「両親によって」という部分を取ると、こんな文になります。

My house was built more than 20 years ago, when they got married.

私の家は20年以上前に建てられました。彼らが結婚したときに。

この文章を自然な日本語にするなら、「私の家は20年以上も前にたったの」といった言い方になります。

日本語では、主語がないうえに、あたかも家が自ら自然にできあがったかのような言い方ができちゃうんです。

英語ではこんな文章はつくれません。そこで、英語では受動態を使うんです。

受動態使用例④It is … の文章

いまお話した②と③が、受動態を使いこなすうえで最重要事項です!

補足であと一個だけ、受動態の使用例をご紹介しますね。

It was believed that she is innocent.

(彼女は無実だと信じられていた)

こんなふうに “It is 動詞の過去分詞 that” を使えると、また便利です。

表現の幅も広がります。

“It is said that ~” とすると、「~と言われている」とできます。

他にも主語が長い時などにも受動態を使えますが、これは関係代名詞とつながるので、いまは省略しますね。

受動態の作り方

英文法の説明もちょっとだけします。

受動態をつくるときには、「主語+ be動詞 + 過去分詞」とします。

You give her the present.

(あなたは私にプレゼントをくれる)

これを受動態にすると、

She is given the present by you.

(彼女はあなたによって、プレゼントを与えられる。)

これを過去形にすると

She was given the present by you.

(彼女はあなたによって、プレゼントを与えられた。)

これを未来形にすると

She will be given the present by you.

(彼女はあなたによって、プレゼントを与えられるでしょう。)

よく「わかりにくい!!」といわれるのは、現在進行形+受動態

「主語+ be動詞ing + 過去分詞」で作ります。

She is being given the present by you.

(彼女はあなたによって、プレゼントを与えられているところです。)

最後に、一番実用的な、助動詞との組み合わせ。

助動詞と受動態を組み合わせて使えるようになると、本当に、便利です!!

たとえば、「このニュース、みんなにシェアしなきゃ!!!」という日本語を英語にするなら、こんな感じです。

This news should be shared with everyone.

(そのニュースはみんなにシェアさえるべきです。)

助動詞の使い方はこちらをどうぞ。

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助動詞だけでも、ぐっと、英語の表現の幅が広がります。

そこに受動態が加わると、英語らしい簡潔な文章で、言いたいことを伝えられるようになります。

マイケルジャクソンの歌でみてみる受動態

では最後に、マイケル・ジャクソンの歌で、実際にどんなふうに受動態が使われるかみてみますね。

なつかしの ”Beat it” というヒット曲ですが、1分31秒あたり、”No one wants to be defeated” といっています。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=oRdxUFDoQe0

defeatは”打ち負かす”という意味です。

なので、こんな訳になります。

No one wants to be defeated

「だれも打ち負かされたくはない」

もうひとつ、”Smooth Criminal” から、ご紹介しますね。

1分42秒あたり、”She was struck down, it was her doom” という歌詞です。

She was struck down, it was her doom

「彼女は倒された、それが彼女の運命だった。」

両方とも、「~された」という、主語が被害者になる受動態の使い方ですね。

まとめ

今回は、受動態についてご紹介しました。

英語の受動態は、日本語の受動態と違って、表現できる幅がひろいです。

まずは英語の受動態の使い方を知ることが、英文法を知るより大事。

具体的には、次の使い方があります。

受動態使用例①被害者になる場合

受動態使用例②物が主語になる場合:無生物主語

受動態使用例③物が主語になる場合:主語の省略

受動態使用例④It is … の文章

特に②と③を抑えてくださいね。

日本語は物が主語にならない、主語を省略する、といった特徴があります。

英語では物が主語になりますし、主語は省略できません。

こういったときに、受動態が使えるんです。

受動態を使いこなすと、英語らしい簡潔な言い回しが身に付きます。

ところで、なぜ日本語には無生物主語がないのか?

主語が省略できちゃうのか?

「ごはんがたけた」と、まるで物が自発的にうごくような表現をするのか??

かなーり深い話になってドツボにはまっていきそうなので、やめておきますね^^;

言葉は文化や風習が影響していますので、そういった方面から考えていく必要がありそうです。

結局のところ、ある程度英語が話せるようになる、というのは、英語を話す人の思考回路も理解するということ。言葉以外のこともからんできます。

大変で、わからないのは、当然なんです。

でも、日本人の違いや色々なことまで視野がひろがって、なかなか楽しくありませんか?^^

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