やりなおし英文法【時制】これでスッキリ be going toとwill の違い

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やりなおし英文法講座、今回は「時制」です。

英語塾でも「will と be going toの違いが分からない!」という人が多かったので、ここを重点的にお話しますね。

完了形もそうですが、日本語にない概念を理解するのは、大変です。

なので英語の例文をだして終わり、ではなく、日本語で実際の場面をつかって、説明しますね。

これで、違いが超スッキリです(^_^)

基本の時制

基本の時制は、現在形、現在進行形、過去形、そして未来形があります。

【現在形】

I work for Toyota. (トヨタに勤めています。)

今の自分の状態です。

ちなみに勤め先をいうときは、work for 会社名 です。

work in ではないんです。

「だれのために働いている」という意識がこめられているんですよね。

ほかにも習慣的に毎日やっていることや、普遍の事実も、現在形です。

I usually wake up at 4 a.m. (私は普段4時に起きます)

【現在進行形】

be動詞+動詞 ing で表現します。
I am playing tennis with Hiroko. (ヒロコといま、テニスをしているの!)

まさに今まさにこれをしているっていうときです。

【過去形】

過去にあったことです。

I met with him yesterday. (昨日彼と会いました)

動詞が過去形になるとき、規則通りに変化すると、再度に「ed」がつきます。

たとえば、restrict(制限する)が過去形になると、restricted になります。

ですが、meet, find, go, make など、規則どおりに変化しないものも多く感じます。

数は少ないんですが、じつは超大事な基本動詞ほど、不規則変化するので、多く感じるんです。

つかわれるのは、せいぜい100個ちょっと。よく使うのは、もっと少ないです。

がんばって覚えましょう!

★なぜ不規則に変化する動詞があるのか・・・迷惑な話ですよね。。(´_`)

でもイギリスの歴史上、仕方のないことだったんです。気になる方はこちらの記事をどうぞ。

★単語は一体何語おぼえたらいいの!? というあなたは、こちらをどうぞ。

3000~5000語です。日本で受験を突破したら、一度覚えたことがあるはず^^

【未来形】will と be going to の違い

ではつぎに、未来形いきますね。

今より先のことです。

will と be going to の2つの形があります。

分かるようでわからないこの違い、お話しますね。

次のふたつのシチュエーション、英語にするとしたら、どちらでwill をつかって、どちらでbe going toをつかいます?

頭の中で会話しながら、考えてみてくださいね。

【シチュエーションA】

ヒロコ:「卵がないわ・・」

ヒロオ:「じゃあ、買ってくるよ。」

ヒロコ:「ありがとう。あなたって、優しい。」

【シチュエーションB】

ヒロコ:「卵がないわ・・」

ヒロオ:「知っているよ。あとで買いに行くつもりだよ。」

ヒロコ:「ありがとう。あなたって、優しい。」

どうでしょう?

どちらのシチュエーションがwill か、どちらがbe going to か。

ぜひ、「理由」も考えてみてくださいね。

正解は、Aのシチュエーションがwill

Bのシチュエーションが、be going to です。

訳してみると、こんな感じです。

【シチュエーションA】

ヒロコ:「卵がないわ・・」There are no eggs…

ヒロオ:「じゃあ、買ってくるよ。」Really? In that case, I will buy them / get them.

ヒロコ:「ありがとう。あなたって、優しい。」Thank you, you  are so kind.

【シチュエーションB】

ヒロコ:「卵がないわ・・」There are no eggs…

ヒロオ:「知っているよ。あとで買いに行くつもりだよ。」I know, I am going to go and get them later.

ヒロコ:「ありがとう。あなたって、優しい。」Thank you, you  are so kind.

あっていました? (^_^)

2つの違いは、次のとおりです。

Will = 今思いついたこと / 約束 / リクエスト / 意志

Be going to = 予定していたこと / 何かに基づき予測すること(天気予報とか)

シチュエーションAでは、その場で買うことにしたから、Will です。

シチュエーションBでは、買いに行くつもりだったので、be going to なんですね。

be going to は、予定していたこと、または、なにか客観的な事実があって、それを元に予測したりするときに使われます。冷静な感じですよね。

will は、いまこの場で決めたこと、または、自分の強い意志を表します。

ちなみにに、will は名詞形で「意志」という意味になります。

Will と Be going to どちらがどっち? クイズ

Will と Be going to の違い、スッキリしました?

ではここで、もう一度クイズです!

「結婚してくれる?」とプロポーズされたら、どちらで答えます?

(OK と返事する前提で^^)

A) I am going to marry you.

B) I will marry you.

正解は・・・・

B です。というのも、プロポーズされて、今その場で、決めたからです。

プロポーズされることを予定して、「そうするつもりだった」っていうのは、おかしいですよね。

ではもうひとつ、いきますね。

「(お店で商品をすすめられて)こちらいかがですか?」

A) I am going to take it.

B) I will take it.

正解は、こちらも、B です。

すすめられて、今その場で、「それにするわ」と、決めたから。

歴史に残る名演説のなかに be going to

未来形の説明の最後に、be going to を使った超名台詞をご紹介しますね。

Remembering that you are going to die is the best way I know to avoid the trap of thinking you have something to lose.

「人は死ぬもの」という客観的予測を伝えているので、be going to が使われています。

このセリフ、2005年にスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学で行った演説の中の言葉です。

すでに余命宣告をうけ、長くは生きられないことが分かっていた中で行った演説です。

名演説として、語り継がれています。

訳してみると、「あなたも(いつか)死ぬ、ということを思い出すことは、あなたが何か失うものを考えるという罠を避けるために、私が知る限り、最高の方法です。」

直訳だとこんな感じですが、もうすこしわかりやすすると、

「人はいつか死ぬ、ということを思い出すことは、失うものなど何もないってことを気づかせてくれる最高の方法だ。」

Youtube で演説が聴けます。

10:00 のところが、ご紹介したセリフの部分です。

引用元:https://youtu.be/VyzqHFdzBKg

まとめ:英語の基本の時制

今回は英語の基本の時制をお話しました。

とくに、will と be going to の違いについて。

今決めたことや、強い意志を含むときは、will

予定していたことや、客観的事実に基づくことは、be going to

迷ったときには、will の名詞形は、意志!

意志が強いときにはwill を使う!

と、覚えておいてくださいね。

ただ、多くの場合、間違ったところで支障はないです。

違いが問題になるのは、試験のときぐらいかな、と思います。

ところで、時制には、完了形もあります。

完了形でつまづいちゃう人も多いんですが・・・こちらはまた今度、お話しますね。

will と be going to にしろ、完了形にしろ、日本語にない概念なので、理解するのは大変です。わからなくって、当然です。

きちんと使いこなせるようになるってことは、外国人の物の見方、概念を理解できたってことなので、すごいことなんです。