タモリの空耳アワーでわかる日本人の英語発音が悪い理由。どうすれば発音がよくなる?

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日本人の英語は、やっぱり、日本語っぽいですよね。

英語が話せる芸能人やスポーツ選手のインタビューを聞いていても、そう思います。

ある程度は仕方ないところですが、できれば、キレイな英語の発音で自信をもって、英語を話したいですよね。

今回は、ちょっとしたコツを知るだけで、あなたの英語の発音がガラリとキレイになる秘策「フォニックス」のことをお話しますね。

これなんと、国民の学力低下に悩んでいたイギリス人の学力まで変えた驚異のルール。

フォニックスをやった子供は、そうでない子供に比べ、1学年分、学力がアップしてしまったんです。

日本人の英語の発音はなぜ悪いか

さいしょに、私たち日本人の英語がなぜ日本人っぽいか?からお話しますね。

もちろん国ごとになまりはありますが、なまりという以上に、日本語発音は強いといわれています。

これにはいくつか理由があります。

日本人の英語の発音が悪い理由1:日本語には母音が少ない

そもそも日本語は、母音の数がすくない言語のひとつ。

母音とは、「あ・い・う・え・お」のこと。

母音がもとになって他の音が作られているので、母音は音の基本です。

かたや英語には16個もの母音があります。

発音が大変といわれる中国語の母音の数は36個。

つまり私たち日本人が外国語をやる場合は、大抵の場合、これまで耳にしたこともなかった母音を突如覚えなければならないのです。

ここで、ひとつ、問題が起こります。

私たちの耳は非常にフレキシブルにできてます。

聞き取れない音を、勝手に、自分が知っている音に変換しちゃう自動プログラムがあるんでえす。

むかし、タモリさんの番組に「空耳アワー」っていうコーナーがあったの、ご存知ですか?

聞き取れない英語を、勝手にへんな日本語に置き換えちゃうっていうコーナー。

マニアックなコーナーですが、わたしは、結構、好きでした^^

たとえば、こちらの動画の1分40秒あたりから、聞いてみてください。

「静かな大安です」

って、聞こえますよね!?

本当の歌詞は、”She is going to die, Unless”

でも、一度耳で変換してしまうと、なかなか元に戻せません^^;

赤ちゃんや小さい子供の耳は柔軟にできていますが、大人の耳は、自分が、意味がわかるように音を変えてしまいます。

生きのこるために発達したすごい能力です。

でもおかげで、日本語にはない音を聞いても、勝手に日本語の音に変換してしまうんですね。

日本人の英語の発音が悪い理由2:日本の学校教育では発音に重点をおかない

ほかにも私たちが英語の発音が苦手な理由があります。

それは、英語を学ぶより前にローマ字とカタカナ英語を知ってしまうこと。

ローマ字はキリスト教の宣教師たちが日本に伝えたもの。

日本語と同じように発音と表記が一致している文字で、耳で聞いたそのままをスペルにできるので、ラクです。

その後鎖国の時代には広まりませんでしたが、明治になって、外国との交流が再開したとき、また使われるようになりました。

外国のものを日本に伝えるとき、日本のものを外国に伝えるとき、活躍しました。

戦後、地名や駅名にヘボン式ローマ字が採用されることが決定。

おかげで外国人の韓国客にも、日本の地名や駅名がわかります。

現在日本では、小学4年生で、ローマ字を習います。

問題は、英語よりも先にローマ字を習ってしまうことで、英語とローマ字がごっちゃになってしまうのです。

中学生になると、スペルと発音が一致しない英語という言語が登場します。

これを理解するために登場するのが、意味不明な「発音記号」

たとえば、こんなのです。

なんのこっちゃ・・・ですね (・_・)

さらに、一般的に、発音記号の授業にそれほどの重みが置かれることはありません。

いま成人である世代は、そもそも英語の発音というものを習っていないのです。

そこで、なじみのあるローマ字をつかって英語を発音してしまい「カタカナ英語発音」になってしまうのです。

わたしの残念な英語発音を変えたフォニックス

じつは私自身、学生時代、英単語をすべてローマ字読みして、カタカナとして暗記しました。

テストの点数は悪くなかったのですが、おかげで、英語の発音はめちゃくちゃでした。

たとえば、eraser (消しゴム)っていう単語。

ただしくは、「イレィサー」ですよね。

でもわたしは本気で、この単語を、「エラセ」頭の中で発音していたんです。

こんな方法でたくさんの英単語を覚えた私は、受験は無事突破。

ですが次第に、おおきな過ちに気づきました。

なにしろ英語の発音がひどくて、何をいっても、つたわらないのです!

このために、大変な思いもしました。

以前の勤め先で、英語の会議に出席することになったのです。

普段は簡単な英語のメールを書くぐらいだったので、英語を話す必要はありませんでした。

ところがある日、その会社はアメリカの超有名企業に買収されました。

そして、今後の色々な手順を説明するための会議が開催されることになりました。

出席できる人がおらず、派遣で働いていた私が、その大事な会議にでることになったのです。

会議での言葉は、英語。

当時は英語を話せませんでしたが、質問内容は あらかじめ決めて、紙に書いています。

返された返事が理解できないかもしれませんが、もう、そのときはそのとき!

プレッシャーでドキドキしながら、私は、勇気をふりしぼって英語で質問をしました。

ところが。

私の英語は相手にまったく通じず、両手をあげられました。

そして、みんなの前で、質問をスルーされてしまったんです( ̄□ ̄;)

私の声が聞きにくいうえ、英語もひどかったのだろうと思います。

ただそのときは、恥ずかしさと不甲斐なさで、その場から逃げ出したい気持ちでいっぱいになりました。

そのあと、私は英語がこわくなりました。

相手に伝わらず、拒否されたり、無視されてしまうことが、こわくなったんです。

外国人に道を聞かれそうになると、そそくさと視線をそらし、方向転換をするほどでした・・・

こんなふうに英語恐怖症になってしまったあと、10年近くあとに「もう一度英語をやろう!」と思い立ったとき、この体験を思い出しました。

そこで、最初に発音に取り組みだしたんです。

そしてフォニックスを知りました。

英語の発音はフォニックスで学ぶ

そもそも英語は、日本語と違い、英語は発音とスペルが違う言語です。

私の英語の発音はひどいものですが、でも他の国の人たちは、一体どうやって、こんなむずかしい英語の発音を勉強しているのだろう。

そう思って調べてみて、「フォニックス」にいきついたのです。

イギリス人も英語のスペルと発音に悩んでいた

そもそもネイティブであるイギリス人も、子供に英語のスペルを教えることに苦労していました。

ネイティブの子供は、周囲の言葉を聞いたり、学校の授業で教えてもらったりします。そして、究極、暗記していきます。

となると、当然、家でお母さんが本の読み聞かせをしてくれる子のほうが、有利です。

反対に、両親がネイティブでない場合や、あまり家にいない場合、子供は圧倒的に不利です。

家で正しい英語で話してくれないし、自分の間違えた発音もなおしてはもらえません。

また、暗記力が弱い子も、不利です。

こういった子は、英語(国語)だけでなく、他の教科の成績も下がってきます。

移民や働くお母さんが増えていったイギリスは、子供たちの学力低下に悩みました。

日本でも、日本語の読み書きがろくろくできないのに、算数の文章問題は解けないですよね。

本当はいろんな才能がある子供たちが、こんなところでつまづいて、将来の選択肢をせばめちゃう・・って、すごく、もったいないですよね。。。

どうにかしようと色々な方法がとられた結果、ある学校が「ジョリーフォニックス」というフォニックスの手法を取り入れ、驚愕の結果を実証したんです。

ジョリーフォニックスの驚きの効果

ジョリーフォニックスを導入した後、子供たちの学力を測定した結果、次のような効果が見られたんです。

効果★1年間ジョリーフォニックスをやると、従来の教え方よりも、学年1年分ぐらいはリーディング能力が高くなる。

効果★これまで不利、と思われていた条件の子供たちの読み書き能力が、他の子供たちと変わらなくなった。

効果★英語が母国語でない子供たちにジョリーフォニックスをやらせた結果、ジョリーフォニックスをやっていない子供たちにくらべて、10~12カ月ぐらいリーディング能力が進んでいた。

効果★ジョリーフォニックスを学んだ子供には、脱落者がでなかった。

(他の方法でスペルを覚えさせようとした子供たちのグループは、5分の1ぐらいの子が、ついていけなくなった)

・・・すごい効果です。

これを受けて、現在イギリスでは、7割の公立小学校にジョリーフォニックスが導入されています。

フォニックスってなに?

驚異の効果をもたらしたジョリーフォニックスですが、一体どんなものか。

日本人の大人に役に立つところだけ、要素をお話しますね。

ジョリーフォニックスでは、まず、英語の文字をひとつずつ覚えていきます。

英語の母音の場合は、実は、2つずつ発音の仕方があります。

ひとつは、「ABCの歌」の発音とします。

もうひとつは、フォニックス発音とします。

たとえばAなら、「ABCの歌」発音なら「エィ」と発音します。

「フォニックス発音」なら、AとEの中間の音。Appleの ”A” を発音します。

どんなときにABCの歌の発音か、どんなときにフォニックスの発音か、ルールがあります。

ルールは、大きく分けて3つです。

★ルール1★単語のなかに母音がひとつで、単語のさいごにあるとき。

 例)she, no, so

★ルール2★母音がふたつくっついていたら、はじめの母音はアルファベットの読み方。

2つ目はよまない。

 例)rain, sheet, vacuum

(例外があって、OOの場合は長くのばすときと、短く発音する場合があります)

★ルール3★単語のなかに母音がふたつ以上あって、e で終わる単語

 例)gate, hole, name

この基本ルールだけで、スペルをみるだけで読めてしまう単語が結構あります。

そしてもうひとつ、フォニックスを学んでわかることは、子音の大事さ。

子音も、1音ずつ、音があります。

そしてこれは、私には衝撃だったんですが、英語は、子音のほうが母音より、強いんです。

子音だけで発音することもあります。

日本語は逆ですよね。

すべての音に母音がついています。

「KAKIKUKEKO かきくけこ」「SASISUSESO さしすせそ」・・・と、すべて、「AIUEO あいうえお」の音が元になって、音がつくられています。

でも英語は、子音単独で発音できちゃうんです。

たとえば、S

これは、子音のなかでも特に、鋭い空気音で発音します。

日本人でも「英語の発音がキレイだなー」と感じる人は、大抵、この子音の発音がしっかりしているんです。

大人もフォニックスで発音を変えられる

子供の学力を変えたジョリーフォニックスが証明したことは、英語を学ぶ上で不利な条件であっても、正しい方法で英語を学べば大丈夫、ということ。

じつは戦後、日本でもフォニックスを導入しよう、という話はあったようですが、中学生から英語をはじめる日本人には、「フォニックスはこどもっぽすぎる」と却下されたようです。

すっごい、残念です!!

数年前に、元橋下市長が、学校教育にフォニックス導入を提案して、ニュースになっていました。

参照元:https://twitter.com/searchq=%E6%A9%8B%E4%B8%8B%E3%80%80%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9&src=typd

ですが反対意見もあり、公立学校へ導入が広まるのは、なかなかむずかしそうです。

私の英語発音を変えてくれたフォニックス、英語を習い始めの学生だけでなく、大人にも、もっと知ってもらえたら、と思います。

まとめ:日本人の英語の発音と発音ルールフォニックス

日本人は、次のような理由で、発音が得意な人が多くありません。

母音の数が5個だけ。英語は16個。

私たちの耳は、知らない音は勝手に日本語にしてしまう。

学校では英語の発音はちゃんと教えてもらえず、ローマ字はしっかり習った。

英語は発音とスペルが一致していない言葉。

勉強するのが大変なのは、ネイティブの子供も一緒です。

学力が落ちてしまったイギリスでは、ジョリーフォニックスをつかって、驚異の結果をだしました。

フォニックスをやることで、大人でも、英語の発音がアップします。

フォニックスをやると、こんなことができます。

一文字ずつ英語の音が理解できるようになる

英語のスペルと発音のルールがわかり、スペルから発音が推測できる

リスニングに悩んでいる方にも、フォニックスはおすすめ。

発音がよくなると、聞き取り能力もアップします。

あなたがもし、「根性でリスニングをがんばっているけれど、一向に上達しない」というのであれば、ぜひ試してみてくださいね。

本サイトにも、フォニックス学習サイトがあります。

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